春水

友人のブログより

 今日の一句  校庭の隅の蛇口の春水 浮浪雀

 土曜日はbe。今日はあまり覚えていない。多分関心のないやつだったと思う。回答者は美輪明宏先生。相談者は女性60代。母親が宗教に凝っていて、長男をひいきしている。父親は認知症になってなくなったが、その遺産をすべて自分の物にしている。そして長男に全部やるつもりらしい。私には1文もこないようだ。面白くない。思い出してきた。長男は牧師になった。すると宗教というのはプロテスタントか。美輪先生は、すべての宗教は他人に分け与えることを基本としている。牧師に聞いてみる、と母親に言って、長男に相談してみるといい。この場合、牧師に、というところが大事。しかし相談者も肉親の情愛より遺産獲得の物欲にまみれているんじゃないか、とやんわり指摘していた。私は物欲が薄いのでこういう骨肉の物欲合戦にはあまり関心がない。

 午前中は通信制高校の成績処理。36人いるがその手間は2クラス分に相当する。例外がすごく多いからだ。しかも内規が定まっていないので一件一件に妥当な判断を下して打診しなければならない。なんとか片をつけたが5人ほど再検討が必要だ。これで午前中がつぶれる。

 午後は巡業公演関係のデータベースを点検。全件見直して訂正したり、新しい情報を入れて表を一つ一つ作ったり。とりあえず最小の達成課題はこの土日でできそうだ。頭の中にあるものが現実に形になるのが見たくて金にもならず時間ばかり食う作業で時間を潰した。

 アマプラに「ビューティフルドリーマー」が来ているので見た。うる星やつらのキャラを使って押井守がやりたい放題、一部世間では名作の誉れ高いが、結局は夢落ちでそれほどの高評価の理由がわからない。1984年にドリームマスターの発想が新しかったのか。繰り返される文化祭前日というタイムリープ(涼宮ハルヒ2006)とか夢の中に入る(インセプション2010、エルム街の悪夢1984)、とかいう発想の新しさなのか。絵柄はさすがに昭和で荒さが目立つ。今のやつみたいにかわいくない。スタジオピエロの絵だ。クリーミーーマミー1983と同じか。

 メシ轟沈でまた11時半頃起きる。