ぱーこシティ(令和版)

18年続いて来たぱーこシティは、ついに元の場所に還ることをやめました。

季節

今日の一句   お前蟻になりたいかゾンビになりたいか   浮浪雀

 土曜日はBeの悩みのるつぼ。回答者は美輪明宏大先生。相談者は10代男性。親が干渉してきてうるさい。どうしたらいいか。お答え、親としては心配しているつもりなんだろう。大学卒業まで我慢して、早く独立するといい。ここまでは当たり前の話だ。美輪先生は、これに加えて、相談者が最近の若者らしくなく、親に批判的な意見を持っているのはめずらしく意志が強い。あなたならきっとうまくやれる、と勇気づけている。独立心のある若者にエールだ。

 昨日がレポートの締切なので、レポート採点をする。15通やった。午前中かかった。採点自体はそれほど時間がかからないが、その後の処理が面倒である。まず採点の結果をエクセルの表に入れる。これは手作業。その結果を答案に記入する。これも手作業。得点をサーバーに上げる。もちろん手作業。手元の教務手帳に転記する。成績表に転記する。採点表と成績表のエクセル表が2つ。答案のPDFに書き込み。そして今日はやらなかったが、サーバーにある提出表に提出月日をいれる作業が残っている。こうして書き上げてみると、みな自動化できるものばかりだ。採点にしてもパターン認識はAIのお手のものだからこれもすぐに自動化するだろう。目視、記載、転記はミスが出やすい。私は片目が見えないので尚更だ。結局のところコンピュータに合わせる形で使われているね。面倒は確実に増えた。

 韓流ドラマ、運命のように君を愛している。相変わらず題名がダサいが、ヒロインがなかなか見せる。ドジなメガネっ子がメガネを外すと美人。財閥御曹司は実は影のあるいい男。烈火の肝っ玉オンマも定番。ストーリーは単純だが、馴染んでくるとついみちゃう。

 youtubeでリンク追って行ったら、ロックの大物がやっているライブ映像をあつめたチャンネルがあった。1987年のジョージハリスン、リンゴスター、エリックプラクトン、他のstill my  guiter gently weepsがあった。グループとしてのビートルズの仕事は彼らが20代で終わっている。1987年はジョージ34歳、リンゴ37歳だ。これで伝説の大物感を出している。ジョーコは哀切の詩人でこの曲は名曲。リンゴのドラミングの押し出す圧力は本物。ジョンレノンは7年前に死んでいるが、彼らの40代、50代のライブは見たかった。

 ついでに北野武のトークショーも見た。これは1997年ごろのもので、イギリス、フランス、の映画評論家、蓮見先生、あと日本の大物評論家、たけし本人。ソネチネのあとくらいの時期か。鈴木清順の影響を受けているか?との質問にたけしは、映画はほとんど見ていない。最近は見るようになったが、昔は見ていいない、と答えている。評論家は勝手に鈴木清順、その後継改革者たけし、という文脈を考えているようだった。youtubeは繋がりで黒澤明と北野武の対談も出てきた。たけしの黒澤に対する対等感が自然。なかなかああいう大物に対してできることじゃない。本人も大物ということか。

 しなくてはいけないことにしたくないので結局手をつけていない。そのうちやる気になるでしょう。気持ち次第、ということはじっと気持ちの様子を見ていくと、勝手に変わってくのでそれに合わせて時間を待っているのが必要。時間はそれほどないんだが。