ぱーこシティ(令和版)

18年続いて来たぱーこシティは、ついに元の場所に還ることをやめました。

乗り換え駅

 今日の一句 この店はレバニラ炒めのうまい店 浮浪雀

 今日の三択。「ひらめき」本来の意味は? 光・扉・ぼけ。 これは竹取物語が出典。当然すぎて、ひっかかった。その後何やらネット業務。

 キッズ業務も事務作業。もう新年度に入っているが、年度初めの訂正が舞い込んだ。3件、明細書が違っていた。時期的には十分間に合う。訂正作って、紙版とネット版(PDF)を配布。事務担当にもteamsで送る。ゼミの採点。今日は2時間早く撤収。時間講師の職場の歓迎会という飲み会。

 途中hekomin氏から電話。5月例会の話。準備室はまだ工事中だった。地学の先生と玄関で時間を待つ。先生は土曜日に3コマ授業して、夜は10時発の夜行バスで大阪へ行く。高校の同窓会だそうだ。それから新幹線で帰京する。月・火と休みだがなんとかなるか。バスはトイレなしにしたが大丈夫か。今年着任した先生が2人来た。一人は始業式の集会で着任者代表の挨拶をした物理の人、そして私の知っている助手の人。若くして教務のまとめ役をやっている化学の人が最後に来て5人で店に向かう。バスの停留所を一駅歩いて、道路沿いの小さな店である。この界隈はこじゃれた店が多い。文教地区で出版社や大学の先生が利用するのかもしれない。カウンター4人、平場は16人ほど入ればいっぱいになる狭い店である。スーツネクタイの勤め人が4人先にやっていた。

 私の同室の先生は歯医者に行って遅れる。会は始まってから2時間。それに間に合うかどうか、という予定だそうだ。保護者対応をしていて遅れた一人が来てとりあえず乾杯。ビール中3人、小2人、ノンアルコール1人、という始まりである。教員はみなネクタイもせずにラフな格好で、一人後から来た保護者対応の化学の人が背広ネクタイだった。近くの勤め人とは着るものからてして違う。

 突き出しがもずくとニシンの粕漬け香の物で、これは小料理屋ののり。紙に入った煮物のセットが置いてある。いすれも小ぶりで量は競わない。料理はセットで酒は飲み放題、というコースらしい。この後サラダ、刺身、天ぷら、卵焼き、焼き魚(さば)などいずれも少量でて、最後の締めはお茶漬けだった。これで一人6000円。料理はいずれも良い味で手抜きはなかった。

 教員の飲み会は生徒関連の話が出てくることが多いが、勤務校のそばだし、みな中堅以上の経歴なので、さすがにそういう話はまるで出なかった。誰が聞いているかわからない。探るようにお互いの高校に話題になった。新任者は岡山だそうだ。すると保護者対応をして遅れた人が自分は尾道だという。そして新任者の高校とは成績をきそっていたんだ、と付け加えた。県下で2,3位をあらそう進学校だったらしい。新任者はがっしりした体躯で陸上をやっていたそうだ。すると砲丸とかやり投げとかの投擲系でしょう、といわれるが実は中距離で意外と皆に言われます、と謙遜している。最後に歯医者が終わった私の同室者が来て、この人は高校は京都で高校卒業後上京した。テニスで大会に出ていたというからそうとうなものだ。一番若い教務の切れ者の先生は東京と神奈川の県境の学校である。東京勢が3人、関西が4人の構成だ。いずれも全国区で名前の通った高校で、私も聞かれたが勤務先と同じ学区の工業高校で、皆が知っているわけはない。学区が同じでも工業と普通科進学校は世界が違う。野球やサッカーなどスポーツで名をなす職業高校はあるが、私の卒業したのはそういう学校ではない。すでに廃校になって名前だけを残した総合高校になっている。

 次が飲んでいる酒の話で、日本酒の銘柄をいくつか頼んでいた。4人が付き合いで飲んでいて、酒をたしなんでいるのは残り三人である。公立高校の教員は異動があり、あとは経験校の同僚の話で、その人は知っている、という話題である。私も化学の人の前任校には知り合いがいた。もっともその話もそれから話題が発展するわけではない。私は週に2回しか出勤しないよそものであるから、顔を知っているぐらいで名前もよく思い出せない。

 でもまあ一応同じ科の教員が顔見せして時間どおり終わった。10時過ぎに帰宅すると、孫姫が待っていた、といってipadでゲームを見せてくれた。珍しく11時前に寝た。