ぱーこシティ(令和版)

18年続いて来たぱーこシティは、ついに元の場所に還ることをやめました。

散り始め

 今日の一句  花の世も美しきもの散り始め 浮浪雀

 今日は早出。時間通りについた。配布プリントを見ると、この3月から交通費の申請は各人がネットでやることになった。自分のアカウントをつくって、ジョルダンの経路をコピーして、画面に貼り付けて登録する。iphoneでやると結構時間がかかる。それでも30分ほどで終えて、クリックするが不備があって登録できない。何度かやって拉致が開かない。

 結局2時間ほどあれこれやって、PCから入力して、試しに経費の円の字を除いたら一発でできた。半角と全角の違いで入らないことはあったが、これは気がつかなかった。マニュアルのどこにも指示はなかった。丁寧にお金の単位などつけてはいけないのね。

 あとは進度表を作って撤収。帰りにお花見弁当をかって花見だ!と思って弁当屋に行くときれいに売り切れていた。スーパーに戻って出来合いの弁当を購入して播磨坂で花見弁当を食べた。小雨がぱらついてきたので、傘を差してしっかり食べ終わって撤収。よき花見であった。人もそれほどいなかった。

 昨夜は坂本龍一の死ぬまでのドキュメンタリーを見た。長男次男長女次女と子供が4人いたのは初めて切った。病室のベッドでiphone使っていた。最後は主治医に頼んで逝かせてもらったようである。制作者が気合いを入れていたので少し引けた。いつまでも生きていられないことは知っているが、いざ自分に降りかかってくると納得しがたい。余命半年の診断を受けてから4年近く延命したのだからもう十分だと思い込もうとしたのだろう。そういう作りだった。彼のような有名人と自分を比べても詮無いことだが、かれは2つ下なのでガンは加齢と共に発生することを思えば、自分にやってきてもおかしくない。

 そのままつけていると昨年夏にやった坂本龍一の業績を1時間ほどにまとめた総集編をやった。こちらの方がずっと面白かった。もっともYMOとして活躍していたころと、それ以降は話題になったことしかしらない。推しになったことはない。自分が推しになたのは短時間、椎名林檎とperfumeでファンクラブに入って、でたCD・DVDの類いを買ってライブに行った。それも4,5年でなんとなく終わりになった。会員証は捨てられなくてまだ持っている。DVDなどは売ろうと思っているが、プラスチックごみで処分するかもしれない。

 勤め先は始業式だった。地下の体育館に全学年集まって、初めは移動してきた先生の紹介。12名のうち8名が壇上に上がっていた。名前と前任校の紹介があり、前任校日比谷高校のときは生徒にざわめきが起こった。新任者の内の一人が代表で挨拶した。先生は開口一番「みなさんに話したい言葉が2つあります」私は、おおー先生モードに入っている、と思った。とても私にはできない芸当である。そのあと、校長講話「自主自立とチャレンジ」生活指導部の話「春休みの過ごしたはどうだった?時間管理をしっかりやろう」そして最後の担任副担任の紹介となる。学年順に全クラス、副校長が読み上げる。その名前を聞いて、生徒たちが歓声ををあげる時、静かに無視するとき、悲鳴にちかい声を上げるとき、これ生徒からの勤務評価である。生徒の人気評判がわかる。これが終わるとあっさり集会は終わる。30分ほどの会である。

 昨年よりもずっとあっさり終わった印象だった。それは私の意識が違うからだと思った。