今日の一句 懐手目だけ大きい漱石像 浮浪雀
今日の三択。締め切り直前で青から赤に変えたら、やはりそっちが当たっていた。自分のしたことは覚えているが、肝心の質問と答えは思いだせない。ノーベルの身に起こったことは? 長男に財産を使われた・死を誤報された・ぼけ 父親の死と間違えて報道された。
今日は担当学年が修学旅行の振休で、授業がないからこちらも振休で休み。月曜日が休みは久しぶり。年末なので、1年の振り返り業務、今日はこのサイトの2月の所を読み返した。やはり面白い。どんどん忘れていくが、読み直すとそのときの感情を思い出して、そのときだけ生きている感じがする。
画面が2つになってパソコン作業の割り振りがまだ確定していない。マウスは画面を超えて使える。それに呼応してキーボードも使えるようになるが、これが思いのほかスムーズにいかない。まずそうなるまでに時間がかかる。設定画面を開くとやっと相手も腰を上げてその機能が使えるようになる気がする。次に別画面に言っているときはキーボードの反応が悪い。それで新しいM2macは、動画関係に限ろう、と思っていたが、キーボード作業のものを移行させることにする。するとほとんどの作業を新しいものでやることになる。
前のiMacにはもう一つマウスをつなげているので、こちらが参照用かマウス操作だけですむ作業用となるか。まあその仕分けも悪くない。
品川に映画を見に行く。鬼太郎。やっているところが少ないので品川になった。映画の前につばめグリルなる本店銀座の洋食屋でランチ。牡蠣フライ定食1960円を食べる。東京に住んでいながらこういう本に載っているような店を利用することなく晩年を迎えてしまった。衣食住のどれも適当なもので済ませてしまっているので、こういう店に来ると今更ながらにびっくりだ。プリンストンホテルの客が昼食にきていたり、観光客もいるなかに、50代の女性客が4人、ビールで乾杯している。年配者がやたらと多い。食事はうまかった。トマトサラダなるトマトの姿煮みたいなサラダ?がクールだった。
ホテルの脇の坂道を上って3階にある映画館。予告編を何本もやってやっと本編が始まる頃はとりあえず仮眠。始めの15分ほどは見ていなかった。墓場鬼太郎の単行本に忠実なアニメ版はnetflixにあった。私は貸本屋で墓場鬼太郎を読んだ。都電の駅から坂を上った貸本屋で白い割烹着をきたおばさんがやっていた。七島書房といったか。家から15分ほどの距離だったと思う。google mapで調べてみると、当然ながら辺りの様子はすっかり変わっていた。65年も前のことだ。今日の映画はこの墓場鬼太郎が成立する以前の話で鬼太郎の父親が人間の姿で出てくる。それに絡むのがもとの漫画本ではサラリーマンだったが、これが戦地から帰還した水木さんになっている。ただし片腕はついている。ねずみ男はちいさくかわいいがキャラはそのままだった。終戦後の地方の話で横溝正史ばりの進行である。
話はまともにつくってあり、ビジュアルもきれい。★3.5。一番最後に墓場鬼太郎の漫画本に続く設定になっている。墓の下から赤ん坊の鬼太郎が手を出して生まれてくるというシーンである。これはゴジラ−1.0と期せずして同じ時代設定だ。
品川ー新橋ー東京と来て、中央線で帰ってきた。