ぱーこシティ(令和版)

18年続いて来たぱーこシティは、ついに元の場所に還ることをやめました。

炬燵

夢の跡

 今日の一句  出でよ妖怪炬燵猫 浮浪雀

 今日の三択。昨日の続きノーベル関係。ノーベルが平和賞を思いつくのに影響を与えた人は? 軍人・秘書・父親 これは覚えていた。導入部分のノーベルつながりから引き出せた。

 年末調整の書類を書く。現役の頃はこの書類の意味が全くわからず、言われたとおりに名前を記入して予定収入を書いて済ませていた。退職してあちこち収入源を持って自分で確定申告をしていくうちに大体わかってきた。これは憲法の納税の義務が基本法律である。日本国民は、いわば国のシステムで生活しているので、国を維持するための費用をその立場に応じて納めなければならない。

 そのうち仕事をして収入を得たら、その仕事ができたのは国も制度やインフラのおかげであるから税金を納めなさい、というわけだ。これが所得税で、その納め方に関する手続きである。だから収入元である勤め先に書類を出し、私の代わりに勤め先が国(税務署)に知らせる、という形を取る。勤め先は源泉徴収といって、給料から所得税を先に引いて渡してくれる。しかしのその算定根拠は前年度の収入が基本である。なので、今年度になったら実際の収入に合わせた所得税との差額を調整しなければならない。多く納めていたら返してくれるし、足りなければ追加納税がある。

 そこまではまあ、いい。次に謎なのが、実際に手にした収入に対して所得税を徴収するのではなく、そこから所得を算出して、その所得を基本にして税を徴収する。これが所得税の成り立ちの基本である。収入の多いものから税をたくさんとり、少ないのものからはその額に応じて、税額を下げている。これは制度なので、その国がどのように国民を扱うかにかかっている。私の場合給与収入は200万程度なので、これの算出区分を見ると、この収入を4で割って千円未満を切り捨て、それを3.2倍して44万円を引く。それに雑収入(これも算出方法がある)を加えて、それを収入とし、それが900万円以下なら、48万円の基礎控除となる。

 つまり収入金額の額に応じて、税を算出するための所得金額を決めて、それに対して控除額(税を算出するために所得から引く金額)を決めていたのだった。計算がいろいろある割には、48万円というざっくりした値になる。この基礎控除、以外に健康保険とか、私の場合介護保険とか、あと個人で掛ける保険料(これらは社会を維持するための必要経費だから税金をかけなくてもいい)さらには医療費などを引いて、最終的な税を算出するための金額を決める。

 給料をもらっている場所が一つなら、そこから毎月源泉徴収という形で所得税をひかれているので、計算はこれで終わる。この年末調整で今年の源泉徴収で納税した分(この算定根拠は昨年に予想した所得)と今年の実際に納税した分の差額が、年末調整として3月に決着する。

 このやり方、実際の収入から制度で決めたやり方で所得金額を算出し、それを基準額として納税額を決める、のために書類を書いているのだった。申告しなければ控除額は発生せず、収入に応じた単純計算で納税額が決められる。もうマイナンバーカードは税と社会保障算出のためなので、それさえ登録すれば自動的に決めてくれれば楽なのに、と思う。私は特に文句はない。ただこのやり方の隙間を縫って甘い汁を吸おうと思っているやからがいるので、そのために面倒を増やしているのだと思われる。

 とりあえず上記の理解でいいのか。

 私の場合は、源泉徴収分の計算はこの職場でやって、これを基本に来年の2月に確定申告をして、また納税することになるのだった。これも面倒だが仕方がない。一般のサラリーマンは、年末調整でいくらか3月に返ってくる、(つまりは余分に納めた税金が返却される)のを期待するのが慣わしである。私の場合確定申告をして、さらに取られのが通例である。これはどうも予定より私が多く収入を得ているか、世間一般より多くの収入を得ているので、予定より多く税額が発生するらしいのだ。

 税理士のHPを見ると、納税額をいかにして減らすかのPRをしているが、それは制度の趣旨から言って如何であろうか。このインチキ野郎!と私などは思ってしまうのであった。

 キッズ業務前にこれが一仕事であった。キッズ業務はまたいつも通りのゾンビ業務と金曜日の作問とそのほかの日常仕事が待っているのであった。

 通勤途中にラインで以前の職場の人から元気ですかー、メールが来たので、元気ですー、と返事をした後、ライン通話で18分ほど立ち話をしてしまった。コロナが明けたら例会をしようと言っていたが、忙しさにかまけてその話はたち消えになっている。そうしているうちに皆あっちであおうということになるのだ。