ぱーこシティ(令和版)

18年続いて来たぱーこシティは、ついに元の場所に還ることをやめました。

賀状

28階より

 今日の一句 賀状書く賀状をやめた知人にも 浮浪雀

 TVerでM1の最後の3人を見る。私は、さや香が面白かったけど、人を選ぶネタだ。大衆的でない。面白さは結局見る人が何を知っているかにかかっている。2位のやーレンズのネタにあったのはベンジャミンバトン。この映画はそれほど知られているわけではない。その点で優勝した令和ロマンが一歩抜きんでていた。みんなの知っていることをネタにした方が強い。もっといえば言葉よりも、動きや表情で笑いを取るのが一番だ。令和ロマンはパントマイムの動きを入れて、それもかなりのレベルだ。その辺は審査員は見ていたと思った。

 生物基礎の授業素材を印刷。B4をA4にするにはどうするんだ。倍率は82%だが、半分のB5をA4にするのは何倍にするんだ?逆数をとって122%にしてみた。なんとかなった。

 OKに買い物がてら、その前のコメダに行く。久しぶりにあんこトーストバター付き。OKで買い物7000円。AUペイで払うと、povoの1Gが無料になる。これを使えばpovoの通話料金はほとんど無料である。

 かねてより約束のhekomin氏へ行く。出てから忘れ物に気がつく。USBハブ。それをもってバスに乗ろうとしたが、シルバーパスを忘れたのに気がつく。出るときに一度意識したが、今日は使わないと思って持ってこなかった。もちろん使う。でも時間がないので諦めた。そうしたら、バスだけではなかった。東中野からの都営地下鉄にも使えたのだった。これが往復である。880円無駄に使った。

 クリスマス定番のいちごショートとコンビニチキンを買って行った。hekomin氏はお坊ちゃんなので、クリスマスにクリスマスのことをしないと惨めな気持ちになる。こういう行事をきちんとやる人は今はなき中流階級でしょう。私は別にそんなものはなくてもなにも困らない。でも相手がそういう人だとそれにお付き合いはする。一人だったら関係ない。盆暮れ正月みなそうだ。だから毎年この時期は漱石の道草にある正月の描写を引用してきた。道草の主人公、健三は正月に絵の道具を持って人気のない池の畔に行くのである。

 

 としが改たまった時、健三は一夜いちやのうちに変った世間の外観を、気のなさそうな顔をして眺めた。
「すべて余計な事だ。人間の小刀細工だ。」
 実際彼の周囲には大晦日おおみそかも元日もなかった。ことごとく前の年の引続きばかりであった。彼は人の顔を見て御目出とうというのさえいやになった。そんな殊更な言葉を口にするよりも誰にも会わずに黙っている方がまだ心持が好かった。

 

青空文庫から引用した。相変わらず、息のつまる描写が続く。

 

それでもhekomin氏のマンションからは落日したあとに富士山のシルエットが望めた。バスパワー付きのUSBハブを取り付けて、ケーキとチキンを食べて3時間ほどいて帰ってきた。これで土日月の付き合い3日間は終わった。明日は仕事納めでついでに病院へ行って花粉症の薬をもらえば、やっと予定のない日になる。仕事納めと行っても、非常勤の自分だけの仕事納めで職場は28日までやっている。だから年内の仕事は明日が最後、といった程度のことである。

 

youtubeが公開可能というので、著作権は確認していませんが、コラージュ動画です。

https://youtu.be/Tx5krBrlE0A