ぱーこシティ(令和版)

18年続いて来たぱーこシティは、ついに元の場所に還ることをやめました。

秋の空

秋祭り

今日の一句  休日の朝から太鼓秋祭り  浮浪雀

 土曜日はbe、60代女性(50代だったかな)のペットロス。愛犬が事故に近い形で亡くなった。庭の柵から落ちて死んだ。そうならないようにその柵をきちんとすべきだった。そうできなかった自分を責める。役立たなかった夫を憎む。辛くて仕方がない。どうすればいいのか。これ、回答者が上野千鶴子先生。このページを作っている編集者のコメントを読んだ気がするが、回答者を誰にするかけっこう考えるらしい。だってそこがこの企画のキモだから。上野先生の答えは2つ。一つは相談者の心情をよく汲んだ後で、時間が解決する、と一般常識論を繰り出してくる。相談者に深く共感した後なので、この言葉には説得力がある。時薬(ときぐすり)、ですね。次は読者に、ペットロスは家族を失ったのと同じである。理解してあげて、との呼びかけがある。新聞の人生相談には二つの目的がある。一つは相談者への紙面による解答。もう一つは読者への読み物としての回答。この2つをバランスよく満足させるのが解答者の仕事である。ついでに言えばそうできるよう相談の内容と解答者を選ぶのが編集者の仕事、とおもっているのだが、どうだろうか。社会学者の上野先生からジェンダーにもふれず、少数派からの問題提起もせずに大人の回答を引き出したのは、編集者の仕事に思えた。

 そもそもこの朝に遭遇した出来事を記憶から引き出すという日課は記憶に信頼のなくなってきた自分のリハビリ。ついでに自分の意見も加えれば脳も活性化するはずだ。昨日はこれを書いている途中で寝落ちしたので、今は日曜日の朝6時半です。

 キッズ業務、入学希望者への放課後アフタースクールの説明会に出席して短時間施設の説明をして、そのあと校内見学の参加者の対応をして、後期の講座の入会申込書と募集要項を作って、配布用封筒を2通作って撤収午後1時。

 駅前の富士そばでカツ丼。ガッツリ食べて電車乗り換えて1時間で時間講師の高校へ。今日は文化祭だがもう2時半を回っていてほとんどの企画は終了している。普通の全日制の高校は閉まるのが早い。3時半にはほとんどの企画が終わっている。この前やり残したレポートのチェックを1クラス分やって、演劇部の公演を少し覗いて撤収。演劇部は途中から覗く。熱演だがその熱量を伝える工夫が足りない、というか役者が未熟というか。この学校の文化祭はクラス劇が主体なので、そちらにエネルギーがいっているのかもしれない。

 帰宅後、疲れていたためか、冷蔵庫のケーキカスを食べるがこれが逸品。高価なシャインマスカットもカスに入れてある。妻が友人の誕生日のために作ったものである。友人たちと別邸雀荘で遊んでいるので、私はnetflix。何かドラマの続きをみようと思ったが、コーエン兄弟のburn after reading が来ているので見た。マルコビッチがCIAの配属転換を機にやめる所から始まる。見たような気もするがはっきりしない。ブラッドピットがフィットネスジムのトレーナー(筋肉バカ)でその同僚がマクドーマンド。なんちゅう贅沢なキャスティングだ。メインキャストはお馴染みのジョージ・クリーニーで、これら名優をおバカ映画にぶちこんだコーエン兄弟相変わらず。実は私が見たのは少なくとも3度目だったことが判明。2度目に見た時に書いた映画サイトの自分の感想をみて確認した。やはり例のすけべ椅子であーこれ見た、ってなった。マクドーマンドが大竹しのぶみたいだった。

 その後ラーメンつくって食べて、轟沈。この記録を途中まで書いてから動画を作ろうとおもったが寝てしまった。