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今日の一句    芹seriと書けばそれはmacの新OS   浮浪雀

 今日の三択。シロサイの名前の由来は?  聞き間違い・からだの色・ぼけ wide→white の聞き間違い、のようだ。

 今日は休みの予定だったが、kids業務へ行くことになった。10時ついて、入会新年度の書類関係業務をやっつけて、ゾンビ戦い。巨獣がいるので大変だ。12時中抜け。

 新秋津ー池袋ー茗荷谷ー春日2丁目。1203にkidsを出て、1317についた。入り口が分からず、ぐるりと回って裏門に相当する北門から入って受付。その中に副校長の席があり、となりは校長室だった。同じく移動してくる先生と挨拶。中国から帰国したばかりだという。校長に顔見せして、生物科の助手の方に案内されて生物実験室。退職する前任の先生と打ち合わせ。生物科は異動してくる先生と私の二人で、いわば全とっかえである。退職する先生は13年前に足立高校からきた。前と同じようにテストをしたら簡単過ぎた。生徒にもっと早く進度進めてくれ、と言われた。長文問題を出しても、ちゃんと読み込んでくる。来年の二年生から全員必修の週2時間になった。昨年までは3時間あったので、実習がいろいろできた、近所の植物園にも行ったブタの解剖はあ れこれやった。頭骨をのこぎりできったりもした。こんどの先生はDNAの遺伝子組み替えならできます。それじゃ教材は**ですね。それそれ。入試なんかでも最近扱っているので生徒にはいいです。グッピー、20年生きている片目のイモリ。ゾウリムシは継代培養してます?。あっ、それはやってない。その時もらってつかったらおしまいに私はしてました。退職する先生は自分が作った教材を、良ければ置いていきます。私は錯視が好きなので、とパネル化した錯覚の資料など見せている。イモリの発生途中の立体模型はなかなかの工夫ものだった。

 私と一緒に異動してくる先生は、ちゃんとネクタイもして顔立ちもきちんとした正統派に見える。指導書のDVDはあるか?とか教材生物の入手方法は?とか生物教員の王道を行っている気がする。実験、試験の作問などみなお任せして、私はこの先生と同じ程度の情報を生徒に与えてしのぐしかない。それはなかなか難しそうだ。かれは初めは八丈高校で次は都内トップの中等教育学校、それから三年ほど中国の日本人学校で教えて、この帰国子女枠のある名門校へ異動になったようだ。私は教員生活が無駄に長いとはいえ、底辺・周辺の学校をどさ回りのごとく巡ってきたので、この二人の専任の先生の会話は異世界の言葉である。

 昨年度は初めて公立中学二年生を担当して大変面白かった。こんどは会社の組織でいうと部長級の進学校である(といっても東大合格は一桁あるかぐらい)。都立で社長級は東大50人、重役専務級は二桁。その下である。軍隊で言えば大佐級、といったところか。私をひっぱってくれた副校長先生は「ともかく生徒がいいのよ」を連発していた。この「いい生徒」には私は複雑な感情を抱いている。つまりコンプレックスがある。私の秘かな売りは、工業高校から13年浪人してその学校の卒業生のなかでただ一人東大に合格した男である。その後東大には11年通ったが、人生上のキャリアにはなんの役に立っていない、無駄な自尊心をあおっただけという経歴である。工業高校の同窓生には一目置かれ、東大の卒業生にも一目置かれ、どこにも行き場のないコーモリ野郎である。妻は「最後にいい学校行けてよかったじゃない」と屈託がない。

 まあ、あたふた現場感満載の打ち合わせが1時間と15分。年間行事日程の完成版ももらえず、出勤確認(出勤簿の付け方)も分からず、担当クラスも不明で、次にいつくるかもはっきりしない。私の出勤日は月木の週2回であるが、その一年分の担当時間についてそれを12で割った分の月給が支払われるシステムで、時間講師という名称であるが、これは1年間の雇用契約と実質的に同じである。行政からの辞令文書もくれるはずだ。それは4月の3日の月曜日にくればいいのか。だがこの日は授業はない。なので、くる必要がない。ここらあたりも不明だが、靴箱の場所はわかったので、初めてくる時は上履きの靴をもってこよう。多分、庶務課係の人が名札を入れた靴箱を準備してくれるはずだ。

 元きた道をもどって1605にキッズ業務に帰ってきた。2、3のパソコン業務をやって今日は最後の掃除機がけ、鍵閉め、留守電設定、など最終業務をして19時前に撤収。車で新秋津まで送ってもらって、本日の2業務終了。

 メシー轟沈ー夜中に起きてフロ・この記入で寝るのが4時だよ。