ぱーこシティ(令和版)

18年続いて来たぱーこシティは、ついに元の場所に還ることをやめました。

牛鍋

誌と音楽の共鳴

今日の一句 牛鍋を囲んで馬が品評会 浮浪雀

 土曜日はbeのはずだが、beは夜になってから読んだ。公務員40代女性のぼやき。典型的なせこい仕事人間がいていやになる。年下にはいばるか手下にして、権力のある上役にはこびへつらい、同じ立場の同僚にはマウントを取ろう取るする小心者。お答えは上野千鶴子先生。距離を置いて相手にしないように。そんな人がのさばるようじゃ公務員の世界もだめなもんですね。

 で、beも読まずにyoutubeでBEATLES関連の動画を見てしまった。now and then の解説もの。40代の人はなかなか聞かせる解説だった。私と同じ年代のじいさんはギター取り出し、歌って見せた。風貌はさえない老人だが、ギターと歌はうまかった。

 それから、レポート採点。遅刻して送ってくるものを中心に、現在までに出してあるものを全部採点した。これで一日かかった。途中ラ−メン作って食べて一休み。5時までやって、国立。谷川俊太郎の詩に音楽をつけて(息子の賢作が作曲)これをソプラノ歌手が朗唱する。詩の世界が広がる、と言っていたが、むしろ音と歌で詩の世界を美しく限定していたと思う。それが好みかどうか、という話だ。歌手は難病を患い半身不随で歩行不可能といわれていたが奇跡的に復活、病気を抱えながらの上演であった。こっちの方がびっくりだ。病気は全国で6500ほどしか患者のいない自己免疫病。視神経脊髄炎スペクトラム症というのが病名。歌手は患者の会を立ち上げ、その理事長になった。美しい人であった。

 それを企画したのがnpo関係の人でもと教員、市会議員になり市議会議長まで務めた人である。その人のお誘いで聞きに来たのだが、スノッブの匂いがして好きじゃない。でもまあ自分からはいかなので、たまにはいいだろうと行ってきた。

 帰宅後呪術廻戦の新しいのを見て、陰陽師をみたがこれはいまいちだった。ゆりあ先生の赤糸がなんだかおもしろい。菅野美穂がかなりいい。泣き笑いの役をできる女優という位置づけだ。多分女性脚本家だと思うが話の流れもうまい。これって結局松竹映画の流れだね。人情ものでしょ。