ぱーこシティ(令和版)

18年続いて来たぱーこシティは、ついに元の場所に還ることをやめました。

氷菓

頼まれた

今日の一句  さくさくと氷菓齧って霜柱 浮浪雀

 今日の三択。発酵食品はどれ? ナタデココ・こんにゃく・ぼけ ココナッツに酢酸菌。とのこと。

 4時半に起きた。逃げ恥の新春特別編をみる。3年後の話で、パンデミック感染症の時を扱っている。もう過去かよ。私には全然面白くなかった。他の人のコメントが載っているサイトを見ると、女性のファンが泣ける、と大満足である。みくり夫婦の問題はもう片付いた感が大きく、感染症で会えなかった、という話が主軸でゆりちゃんパートはLBGTの高校時代の友人がガン宣告に付き合ってくれた、という話でこれもほどほどのエピソード。会社パートも同窓会のノリで顔見せ、だけで終わり。

 TVシリーズがなんであんなに私に刺さったかというと、自己肯定感の低い者同士の恋愛だったからで、それも実は役者が正反対の恋愛評価額高すぎの二人なので、そのギャップがまた楽しめた。これ現状認識と願望充足の二つを同時に満足させてくれる最強の組み合わせだった。古くは電車男ね。この手の話が大好き。韓流でも財閥イケメンとハイスペック貧乏娘のラブコメがハマる。逃げ恥TVシリーズも当然ラブコメでこれは演出がうまかった。

 これで19日まで仕事関係は一休みなので、机に座ると半年ぶりに17年間続いたぱーこシティがみられません問題に行き着いた。これがまったくどう手をつけていいかわからない。これしか方法がない、となればそこで頑張るんだが、あれこれ手段がありそうだ。少し手がけてはあきらめて放置してある。

 1.元のサイトを再構築する。データベースからデータを吸い取ったところまでやった。それでもとのサイトのソースコードをPHPのバージョンが新しくなったものに合うように書き直してアップロードすれば復活するはず。金を払ってもいいからプロにやってもらおうとして問い合わせてみたが、開発者は直接の返事をくれず、自分が運営しているperlの勉強会のお誘いが来ただけだった。それがキッズ業務の最中なので、zoom参加でも無理である。以前の学校の卒業生氏がこのサイトの記述を見て、俺がやりましょうか、と申し出てくれて2、3やりとりがあったが、結局無理で立ち消え。

 現状はデータベースからexportしたデータが手元にある。そして見られなくなった昔のサイトはレンタルサーバーに頼んで、そのサーバの設定を昔のPHPのバージョンのままにしてもらっている。これだと不完全ながら昔の記事は見られる。(しかし、レンタルサーバーのサイトがいつそのサービスをやめるかわからない)。そして PHPが古いままなので、同じサーバで使っている他のサイトの今のcgiがうまく働かないというこまった事態になっている。

 2.このはてなのブログにそのデータを流し込む。ただしはてなでは、ながしこむデータはword-pressかMovable typeしかインポートできない。そこでもっているデータ(17年分)をこの2つのタイプのどちらかに変えなくてはならない。それがどうすればいいかわからない。データはMySQLのクエリという形式なので、中身の項目(多分テーブル)を合わせればなんとかなるんじゃないか。それにはword pressかMovable typaで日記を作って、そのデータベースのデータと今持っているデータを比較して変更すればいけるんじゃないか。

 それには開発環境を作ったほがいいだろう。そこで手元のコンピュータにwebサーバの動作環境をつくろう。となってMAMP PROというソフトを買ってやってみた。ここに私の使っていたblogのサイトを作ってみたが、最後のデータベースの設定で止まってしまった。htmlのページはみられのでwebサーバ(apattch)は働いている。ここが中途でストップ。

 そこで今借りているのとは別に新しくサーバをかりて、そこでやってみるか、と思い、安いサーバをまた借りた。ここにいくつかサイトの材料を挙げてみたが、これもwebページだけは見られるが、cgiが動かない。ここでストップ。

3.そのうち仮につけていた日記がもう半年(例によって毎日つけている)たって仮サイトではなくなってきた。もう戻れない。事故にあって住居が壊れて、避難した。初めはなんとか戻ろうと思っていたが、避難先で暮らすうちにこっちの生活に慣れてもう戻るのがむずかしいことに気がついてきた。という感じなのだ。

 ところでこの作業をおもいついてやっていくうちにあることに気がついた。これまで、やらなくてはいけない巡業公演のネタ作りがずっと気がかりで早く手がけてすっきりしたいと思っていたがずっと手をつけられずにぐずぐずしていた。試験の前に勉強しなくてはいけないんだが、手を助けられずに何か他のことして時間をやり過ごしている、という状況だった。ところがこのサイト移行の課題に着手すると、こちらの方が到達点のイメージはあるが、そこへ至る方法がまるで思いつかないという難題なので、巡業公演のネタ作りのほうはまったく気にならなくなっていた。

 なるほど、そういうことか。脳が未解決の問題がないと退屈で仕方なく、ともかく解決しない問題に取り掛かって、脳の仕事をフル稼働させていないとならないらしい。つまり悩み事はなんでもいいので、ともかく悩んでいることが必要なのだ。そういうことじゃないか。と気がついた。

 それで一安心して、youtubeでせわしキングさんおほのぼの呟きと岡田斗司夫の貴族と上級国民という蘊蓄を見て、amzon primeを見たら「帰ってきたウルトラマン」DAIKON.FILMがあったので見ました。★4つ。庵野秀明はこの作品から画面作りがほとんど同じで、これをもう少し精度を上げたのがエヴァンゲリオンだと思った。シン・ゴジも同じだ。作戦の準備にかかるメカ部分とか戦闘の機銃掃射とか、爆発とか、こういう絵面がみたい、という凄まじい欲望だ。そしてその絵柄がほとんどかわらない。

 それも見終わって、紹介画面を流し見ていたら、大怪獣のあとしまつ、が目についた。悪評ばかりで一度は見ておきたいと思っていたので、見ることにした。ヘンテコな作品である。役者はそれなりの人が出ているが、なにをやらせているんだか。すべったギャグとかそういうレベルではない。写っているものが変なのだった。「帰ってきたウルトラマン」の方がよっぽどまともだった。比べたら失礼だ。あまりの余りさで途中寝ししまったが、目が覚めても同じだった。★はつきません。もう2時間近く無駄にしてしまった。

 そのあと、情報の課題プリントを作って、算数問題をやったら夕方になったので轟沈。相変わらず片付かない1日だった。