ぱーこシティ(令和版)

18年続いて来たぱーこシティは、ついに元の場所に還ることをやめました。

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今日の一句  雪解けを待って人形遊びの夜 浮浪雀

 土曜日はbeの人生相談。今日はおひとりさまの上野千鶴子先生が回答者。相談は、年配の女子。昔女子集まってAV見てげらげら笑ってたんだけど、私は異性の好きな女性で、なんでAVを見て楽しめるのか、教えてください。というもの。これは上野先生の真骨頂、セクシイギャルの大研究でデビューした先生、このデビュー作を「恥ずかしい題」と自己紹介。それはあなたが男の目でAV見ているからです。と即断。こういう視線は内在化できるんだそうです。それもジェンダーバイアスとでも言いたいのかな。女の女による女のためのAVができたら面白い、もうできているか、と締めくくっていました。

 youtubeでオールディズものだけど、月別NO1ポピュラーソング1960年代というのを聞いた。1年12ヶ月だから全120曲。さわりだけやる。60年代前半はプレスリー、後半はビートルズ、が目立つ。でもほとんど全部知っている曲だった。なつかしいわ。60年私は小学校6年生、69年は二十歳の二浪生。激動の60年代に思春期でよかったわ。70年代になると知っていた曲が少なくなる。70年代最後の3年間は小笠原にいて、文化文明はちと遠かった。インターネットなかったし。20世紀後半というくくりになる。

 成績処理の続きをやって、歯医者。しばらくこなかったら紫の薬を塗られて、こんなに磨き残しがあります、と指導が入る。30分。歩いて帰る。途中のラーメン屋で塩ラーメンミニチャーハン850円。★3.5。またきてもいい、という評価。カウンターの端に座っていた客がいなくなったら足元にリュックが忘れていた。取りに来るだろ、店主が言った。私が食べ終わるまで取りにこなかった。ちょっと外れているな、と思った。

 三鷹美術ギャラリーで合田佐和子展をやっていたので、道草気分で入る。65歳以上半額300円。ここは小さいギャラリーだが学芸員さんがきっと気合がはいっていて充実の内容。以前の諸星大二郎もすごかった。今回も中学生・高校生のスナップショットなんか初めの頃に展示してあるし。入り口近くの無料で見られるところで娘が解説しているビデオを上映していた。これもふつうに面白かった。晩年一度入院しちゃう。1時間ほどかかった。歩いて帰る。

 カッシーの言ったライトオフというホラー映画を見る。光に当たると皮膚が焼けちゃう奇病になったモンスターは母親の想念が作り出したものだった。というオチ。暗くなると出てくるのでホラーにもってこいの設定。娘とその弟とカレシと母親の家屋内ドラマ。お化けがシルエットでよく見えない。音で脅かす演出。B級★3つだった。キャラの設定も普通だし。Hしているやつが真っ先にやられちゃう定番の進行もなかったし。思わせぶりも中途半端。最後もいかにもの終わりだった。

 土曜日が一番お休みという気がする。翌日も休みだから。