ぱーこシティ(令和版)

18年続いて来たぱーこシティは、ついに元の場所に還ることをやめました。

炬燵

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今日の一句  懐かしき炬燵の上のみかんかな 浮浪雀

 昨日も夜中に起きて、チェンソーマン・SPY×FAMILY・うる星やつらなど見て明け方寝たので起きたのが7時を過ぎた。定常録画してある、あの人に会いたいのうち、早乙女勝元と山本文緒(プラナリア・恋愛中毒)をみる。早乙女勝元は東京空襲の記録にこだわり続けた人、山本文緒(知らなかった)は恋愛を通じて女性の生きづらさを表現した人、という内容だった。

 時間ができたのでサーバー関係をやる。とりあえず検索して出てきたものをやってみるが、ネットは信用できないので、表を作ってひとつひとつ試してみる。MAMPとMAMP PROの挙動について、STARTとSTOPが連動しているのがわかった。しかし先にSTARTを押した方のドキュメントルートが優先されるらしい。動作中の表示があるとき、現在の状態を見ただけでは、どちらが優先されているかわからない。再度再起動して順番を決めないといけない。なかなかあなどれないやつだ。続いてPHPの5.2.17を読み込ませてみるが、表記されない。phpmyadminからぱーこシテイの過去ログをinportしてみるが、こいつも拒否される。やはり一筋縄でじゃいかない。

 味の民芸まで昼食をとりに行く。こうすると2割引になる。麻雀軍団へのサービス業務である。電話予約、歩いて16分かかった。帰りはバスに乗る。店の人が大きな紙袋に3つの袋をまとめてくれた。私は白胡麻眈々うどん。食べて1時間ほど昼寝。

 荻窪に行く。R女史は引っ越し現場で開いた段ボール箱たちの間でうろうろ呆然と動いていた。箱の隙間に物を入れたいが、たくさん入れすぎると重くなるので入れてはいけない。同じ種類のものを入れると時間がかかるので形の合う物をいれないといけない。これは大切な記録だから取っておかないといけない。それは捨てられるが区の業者が持っていかない。どこかに契約解除の書類があるのだが、出てこない。ダブルマインド満載で途方に暮れている。ものの移動先は三箇所、新事務所(もうほとんど入らない)、自宅、トランクルーム。廃棄するものは業者が持って行かないからトランクルームへ一旦入れておくか自宅に持っていく。それを明日までに箱詰めする。時々懐かしいものが出てくると手にとって感傷に耽っている。終わるのだろうか。それにしても箱が足りない。

 その箱を駅ビルまで戻って買いに行った。5階の無印良品にあるかもしれない、と言われて探したがない。確かに段ボールの収納商品は置いてあるが、それはタンスだったりボックスだったりして引っ越し用の段ボール箱はない。レジのそばの若い女性店員に聞いてみる。彼女はipadを検索してみるが、扱ってないようです、と困った顔で言う。仕方がない、エスカレーターで1階ずつ降りて探す。売り物でない段ボールが積まれているカートはある。しかし売り物はない。最後に地下一階の食品売り場でレジそばの自由に持って行っていい段ボールがないか探してみるが見当たらない。どこも暮れの人混みでみな急足で右往左往している。

 もう1時間近く店内を探している。途方に暮れてiphoneで検索してみるが、ネット販売の写真が出てくるだけで、現物を売っている店は出てこない。一件近くに業務用の店があったが営業していない。次は月曜日9時からと表示がある。業務用だから日曜日は休みなのだ。必要な情報が出てこない。人に不完全な情報で物を頼まれる。言われた通りの場所にないとどうしていいかわからない。この程度のを買い物ができないなんて自分はほとほと無能なんだと思われる。人混みの中で途方に暮れていた。なんでこんなところで呆然としているんだ。ここはどこ?私は誰?どうしたらいいんだ。認知症の気分である。もう一度4階を探したら、エスカレーターから出て右横の棚にあった。なんだこんなに近くにあったのだ。7つと言われていたが、8つ束ねて持っていく。レジの男性はそれに紐をかけるのに手間取っていた。

 1時間半ほどかかって現場に戻ると事態はまるで改善されていなかった。こうなったらともかく箱に物を詰め込んで蓋を閉めてガムテープを巻くしかない。4箱ほど作って、買ってきた箱も組み立てる。援軍のO氏が帰ってきたので交代して6時頃撤収した。

 帰宅後フロメシで轟沈。夜中に起きる。