ぱーこシティ(令和版)

18年続いて来たぱーこシティは、ついに元の場所に還ることをやめました。

入学

926↓

今日の一句 入学は卒業の後ウマ娘 浮浪雀

 今日の三択。玄関のもとの意味は? 関所・人格完成の入口・ぼけ  今日は当たった。

 1年間やってきた中学の授業がもう最後になる。春めいた陽気に伴い私は感傷的になっている。受験浪人の長かった私にとって、春は辛い思い出が多い。身分の定まらない先の見通しのない日々の記憶である。何か挨拶でもするものだろうか、と思っていると相手は若い中学生で磁石で遊んでいる。とんで吸い付くのが面白くて女子中学生がツボにハマって大声で笑っている。それが面白くて男子中学生が磁石を弄んでいる。実験は進まない。まあ、今日は最後なので、レポートを集めて採点しなくていいので、気が楽だ。特に話もなく終わる。

 一人だけ早く実験室に来た男子生徒は、先生のことを尊敬していますという。ありがとう、と一応言っておく。意外ね意外ね、と口癖になってます。意外ね、は桜金造のギャグである。お笑いスター誕生で、アゴアンドキンゾーとして出演していた時のネタである。もう五十年前だ。一人でもそういう生徒がいたことに感謝しておこう。

 この学校は来週の月曜日でおさらばである。アメリカのドラマにあるように退職する元社員のように段ボール箱に机の私物を入れて特に挨拶もなく去っていくのか。次の学校は予定通り決まりそうである。流れ者教員というのは若い頃憧れていたので、最後にそれができそうだ。ミツバチの養殖のように、北から南へ季節とともに移っていく流れ者講師。

 2コマやって給食を食べて、明日の準備をして2時に撤収。帰宅後昼寝をして、少し時間ができたので、MAMPにword pressを入れて、このブログの過去ログをはてなに移すという試みを継続する。今入っているのをアンインストールして、新しく入れる。そこまでで時間が切れた。

 4月5月の巡業公演の依頼が舞い込んできた。今度は近所の学校である。不得意なテーマなので、メールにきた研修を申し込んでおいた。