ぱーこシティ(令和版)

18年続いて来たぱーこシティは、ついに元の場所に還ることをやめました。

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今日の一句 書かれない事が大切日記買う 浮浪雀

 エンタメ三択。朝にしているルーティン。コーヒーを飲む。筋トレをする。もう一つは思い出せない。正解は筋トレをする。これはあたった。サーバー問題は、進展なし。でまだ出勤には時間がある、と和んでいた。ふと気になってカレンダーの家を出る時間を見ると! 今日は時間割変更があって、1時間早かった。あせってばたばた出る支度をして口にパンを加えて遅刻するーと走って曲がり角で衝突、体が入れ変わる。相手を指差して「入れ替わってるう!」と叫んで第1章が始まるアニメの主人公の心境でバスに乗った。

 思いのほかこの早い時間帯のバスは空いていた。でも団地中央止まり。ここで一旦降りて次のバスを待つ。こうした方が空いたバスに乗れるのだ。シルバーパス大活躍。

 2コマやっつけて図書館でキュリー夫人関係の本を借りる予定だったが採点に手間取って、結局カレーライスの給食を食べてから図書館に行く。授業でyoutubeに使えそうな動画があったが、エンタメ色が濃いのでちょっと躊躇する。少し編集してやるか、とおもった。しかしこれは著作者の人格権を犯すことになるので、メールで問い合わせるか、と思っているうちにあっ、自分で作ればいいんだ、と思いついた。問題は作成する時間が取れるか。

 ところでキュリー夫人は、ノーベル賞を2回ももらい、その娘もノーベル賞をとっている偉人である。しかし今日図書館で借りた本には、キュリー夫人の伝記には、というかその人生には、ジェンダー問題が大きく絡んでいる、という科学史専門の人のものだった。交通事故(馬車!に轢かれた)で夫が亡くなった後にいわばシングルマザーで一人娘を育てるのだが、ここに後進の既婚科学者が登場する。その男に送った手紙の文体が科学的に緻密で問題だ(問題点はそこかよ)とかいう当時のジャーナリズムの指摘もあり、キュリー夫人はマスコミ嫌いになる、というところなど、スタップ細胞あります!という小保方晴子氏の記憶ある私にとっては興味は尽きない。そもそもキュリー夫人という夫の名前で流布されるってどうよ。建礼門院右京大夫じゃないんだからさ!ここにはジェンダー問題があるのよ、というご指摘の著者は京都大学大学院をご卒業の女史先生であった。私より10歳年下だった。

 図書館司書の方とキュリー問題で盛り上がると、司書女史は「自分の体で実験したい(命がけの科学者列伝)」という別の観点の本を貸してくれた。マリー・キュリーは放射能の被曝で手に火傷を負っている。なかなか正しい仕事をしている司書先生であった。

 帰宅後着替えて荻窪ー阿佐ヶ谷を2往復。NPOの引越し業務である。台車とキャリーを中央線に持ち込んでの移動だった。エレベーター入り口ギリギリの大きさで改札は広い一番端を通り、電車に乗り込むときは二人がかりで押し込んだ。横幅縦の長さとも車椅子よりは大きい。新しい事務所はパールセンターの中程にあり、商店街なのでこの時間帯、自動車は入れない。所与時間2時間、一仕事終わるとK氏はさっそくビールを買い込んで「ま喉を湿らそう」といっぱいやってすぐ帰った。私は久しぶり(筆者A氏例会以来の2ヶ月目)に飲んだのですぐに酔いが周り、よろよろ帰宅してメシ轟沈。12時前に義務のこれを記入した。明日は健康診断なのでもう食事は取れない。