ぱーこシティ(令和版)

18年続いて来たぱーこシティは、ついに元の場所に還ることをやめました。

春愁

季節

 今日の一句  春愁や意外な横顔エゴサーチ 浮浪雀

 今日の三択。放送という言葉の由来は? 飛行機・船・ぼけ  これは時代から考えて船でしょう。だらだらしてキッズ業務。今日も来年度書類書き。クレしん見てた。定時撤収。19時よりNPO、zoom会議。参加者に2週間前にいきなり連れ合いをなくされた方がいた。画面ではお元気そうだがまあ大変なことである。不登校生徒との実態に関する雑談。新宿山校で東大の推薦に合格者がでたという話があった。なんでもクラゲの研究が評価されたということだった。ネットで調べたが見つからなかった。

 キッズ業務は2014年からやっているので今年で10年目である。私の後釜にしたい人がいるから会ってみて、とbossに言われて、10 年前の記録を読んでみた。今の仕事は私の想定外のことだった。規定の定年65歳までfulltimeで働いて、最後は担任も持って終わったらどうするか思案していた。学校に合わない生徒を相手にする通信制高校の教員などを考えていた。何分年齢が年齢なので、採用されるのは難しいとも思っていた。そこへ学童保育、アフタースクールのシニアマネージャーをやってみないか、とのお誘いであった。対象は小学生+その職員である。そのことは予想外だった。週3日で1日6時間、時給は言い値で決まった。

 それから十年、私はまだやれると思っているが仕事を持ってきた人の勧めなので、断るわけにも行かないか、カトリックミッション校だからつまりは神様の意向がこの人を通じて現れているのである。私に信仰はないから、こうした神の意向ともほどほどに付き合うことにしている。始まったときの経緯を振り返って辞める時の心づもりを探る気分である。大げさに言うと死ぬ前に生まれてきた時のおさらいをしておく心境だ。

 10年前に机の整理をしてそれを段ボールに入れて1時保健室においてもらっていた事が記録にあった。新しい職場がまだできていなかったから。行き先も決まらず宙ぶらりんの状態が具体的に現れていた。

 自分の職場と思えるためには自分専用の場所があることが大切である。ここは自分が使える机があって、私物を置いておくことができる。私物と言っても文房具の類いである。パソコンは校内ネットに繋がっていないでのこれも自分のmacを持ち込んで使っている。非常勤でこの条件はなかなかない。昨年から通い始めた茗荷谷の学校には私が使って良いロッカーが2つもある。ただここはまだ自分の職場感がない。この部屋に入る鍵を私が持っていないからだ。

 話を元に戻してキッズ業務にうつる。10年ため込んだ事物をいよいよ処理するときが来たか。ここ1年でその作業をすることになる。まあ先方にその気持ちが生じなければこの話は立ち消えになって、しばらくは居座ることができるかもしれない。それにしても片付けておくことは必要で、個人情報が満載なのでシュレッダーが必要な作業になる。そんなことをあれこれ考えながら10年前の記録を読んだ。