ぱーこシティ(令和版)

18年続いて来たぱーこシティは、ついに元の場所に還ることをやめました。

狐に化かされた

 今日の一句  雨戸引き春の朝日に燃えるビル 浮浪雀

 今日も各駅停車で出勤。3コマ授業。3クラス同じ話をするわけではない。そのうち1クラスで同じ話を2度したと思う。生徒から指摘がないので、そのまま突っ走ったが、メモ書きをみるとそのようだ。やけに寝ている生徒が多い印象だったが、そういうことか。最近の生徒は傷つきやすいので教員が間違っていてもそれを指摘しにくいのだろう。それは私が高齢だから、ということもあるかもしれない。そういうことがないようにテキストにメモを書いているのだが、それが意味なかったようだ。このクラスだけ時間割の都合で他のクラスより2時間余分に授業時間ができたのだった。だから他に2クラスと違った進度になって、違うところを話していた。それが混乱の原因だろう。ということは今後こういうことがないように対策をかんがえておかないといけない。私は少人数の学校が多かったので、同じ話を何度もする、という経験が少ない。そのせいかもしれない。

 一応義務は終わったので、hekomin氏のところへでも行くか、と思って電話すると留守番電話だった。メッセージを入れておく。昼食はこの前の地下の和食屋。ミックスフライで魚のフライと牡蠣フライ。たらふく食べて、キッズ業務。コロナで2日休んで雪で1日休校になり、天皇誕生日が私の出勤日に重なった。例年より4日分作業する日をもてなかった。なので、仕事が押していた。今週の土曜日に新入生に渡す配布物が全然準備できていない。

 3時間かけてなんとか下準備だけできた。いつもと違う路で駅まで向かうときに変なことが起きた。知っている路のはずなのに、辺りの様子が全然違うのである。ずっと昔に通った様な気がする路を自分がずんずん歩いて行く。夕暮れもとっぷり暗くなり、強い北風が吹きつのってきた。認知症で道に迷うとこういうことになる。昼間の思い違いとともにいよいよ来たか、と思って知らない道を進んでいくと、知った所に出た。こんな所に出るのか、と思ったが一安心である。その後はわからなくなったと思った場所からずっともどった位置から、いつもの知った道で駅まで行けた。あの区間は一体なんだったんだ。狐に化かされた?

 20分ほど遅れて帰宅。メシ轟沈で起きたら12時を過ぎていた。これが週の初日かい。