ぱーこシティ(令和版)

18年続いて来たぱーこシティは、ついに元の場所に還ることをやめました。

松手入

朝日

 今日の一句  松手入シルバー職人募集中  浮浪雀 

 今日は早出の日。いつも三鷹から行くので、今日は吉祥寺から行ってみる。バスの本数が多い。ただし特別快速は通らない。15分早くついたので、歩いていく。校門前まで来た時に電話がなった。専任先生が熱のため休むと言う。まず部屋に入れない。鍵がないから。待っていると化学科の先生が来たので、開けてももらう。それから教室の準備。アルコールスプレーを噴霧して吹く。コロナの頃はやっていたが最近はとんとしていない。

 実験室だと名簿順の配布物を配るのが楽だ。ノート、実験レポート、試験の解答、それらを実験机の上に置いていく。試験は生徒が来てから配る。試験の採点ミスを訂正する。これが異様に多い。1/4ほどいる。1点2点の違いなので体制に影響はない。これは機械で採点しているので、抜けるのだ。もっともこのブログでも分かる通りに書いたつもりがちがっている、ということが多い。右目が見えないことは内緒にしているが、そのせいもあるかもしれない。訂正したものを機械に打ち込むのが面倒である。

 3コマ、試験配布とホルモンの概要をやって、弁当を下に取りに行った。月曜日は私が最後である。この前は空の容器を下げたらすでに業者が持って行った後だった。訂正分を入力するのに手間取った。というのは間違えた場所をメモしないで、最後の点だけiphoneで記録しただけだった。この機械は原版の試験をスキャナで読み込んでPDFにして、それを問題別に分解して(ここ多分AI)同じ問題を40人分一つの画面にいれてそれを採点していく、というシステムである。なので、個人別の記録はあまり役に立たない。問題別の記録が必要なのだった。誰の答案の何番のどこがどう訂正されたか、という情報がないと訂正は困難になる。そこまで考えが及ばなかった。

 生徒の点数が間違えなければ良い、と思っていたから。あれこれやってみたが、うまく行かないので、最終目的が達成できればいい、と判断して簡易版で訂正した。それに気づくまで1時間半、気付いてからの具体的な作業で1時間半。訂正点票を転記するのに1時間、撤収できたのは5時を過ぎていた。8時から17時まで、休憩1時間を含めて8時間労働をやらせていただきました。今日は5時間分の代替が取れるが、それを記録するのを忘れた。

 帰宅後、昨日購入した参考書をぱらぱらみて、いくつか付け足したほうがいい情報をみつけた。ホルモンには3種類ある。ペプチドホルモン・アミンホルモン・ステロイドホルモンの3種。アミンホルモンを忘れた。アミンはアンモニアの水素原子が他のものに置き換わった構造をしている。チロキシンとアドレナリンがそうである。ただまあ、どこまで言うのかの判断はしておかないといけない。

 試験処理で苦戦するとは寄る年並みを感じる。レポートの採点にも一見クレームが来た。隣の人と同じなのに、なんで評価が違うのですか?という質問である。自分のものだけを持ってきたので、同じかどうかわからない。そもそもレポートの採点は印象でつけている。だから根拠が曖昧である。ふつう、ちょっといい。かなりいい、も3段階ぐらい。最後に得点化しなければならないが、その時は他にレポートやノートや試験の点までも参考にして妥当なところをつける。これが面倒である。今回のクレームは、私はちょっといい、だったんですけど隣の人はかなりいい、でどこが違うのかわからない、と言うものである。試験のように数字化できないの、まあどこか悪かったんだろう、と内心思うがそれを言うわけにはいかない。まあ、こんどは採点基準を言ってみるかと思っているが、どうもそう言うことではないという感じもする。

そういう迷いはいままでもったことがない。いつも自分一人でやってきたので、良くも悪くも自分の責任になる。逆に言えば、迷うとこなく答えられた。今は間借りしてる店に客が来て、自分のもんでないところをあれこれ言われて説明しなくてはならない立場に置かれた置かれた気分である。