
今日の一句 民族の誇り集めて葉鶏頭 浮浪雀
日曜日は俳句・短歌だが、早めに家を出たので読む暇はなかった。六本木に映画を見に行った。吉祥寺ー渋谷ー(バス)ー六本木。家を出てちょうど一時間でヒルズの地下についた。
BECOMING LED ZEPPELIN becoming とある通り、一枚目・二枚目のLPを作ってアメリカ・イギリスで認められ1970.1.9のアルバート・ホールでのライブをするところまでの初期のレッドツェッペリンのドキュメンタリーだった。過去のライブ映像を見ながら、ジミー・ページ、ロバート・プラント、ジョン・ポール・ジョーンズが昔話をする、という形式。ジョン・ボーナムは1980年に逝去しているので、昔の録画が使われた。
つまりツェッペリンは70年代のバンドで、この時期私は大学に席だけおいて現場のアルバイトをして、秋葉原の石丸電気でロックのレコードを買って一人で聴き込む黒歴史を送っていた。初めて買ったツェッペリンのLPはⅡで、冒頭のwhole lotta loveをカセットテープに入れて、AIWAのラジカセとヘッドホーンで渋谷の宮益坂の交差点を歩きながら聞くという体験をした。ヘッドフォーンで音楽をかけながら街を歩くと、自分が映画の登場人物になった気がして、新鮮な体験だった。当時、このようなことをしていたのはごく少数だと思う。ウオークマンが発売されるのは1979年である。
ビートルズが解散を迎える時期にツエッペリンはその経歴を初めたのだった。
映画は12時20分ころ終わり、六本木ー東中野ー三鷹、で帰宅。明日の準備のパワポを作った。