小春

今日の一句 小春はおばさんおじさんじゃない 浮浪雀

 土曜日はbe。悩みのるつぼ。10代女性。母親が私と意見が違うと機嫌が悪くなる。どう対応したらよいか。回答者、上野千鶴子先生。親と意見が違うのは当たり前。自分は。母親から結婚して子どもを産んでと言われて、そうしなくてここまで来た。だから気にしなくていい。あなたは親離れが早そうだ、とのこと。上野千鶴子のジェンダー論は娘のジェンダー論で結局は母親の立場からの論じゃない、というネットのコメントを読んだが、上野先生が自分からそう言っているのが面白かった。

 昨日の巡業公演関係の片付けとまとめ(サイトに報告することになっている)をやって動画関係を少しやって、昨日帰りに買ったお惣菜(430円)を食べて昼寝したらもう夕方になっていた。時間つぶしにいくつかネットにあがっている連続物を見る。

 未来の私に、最終回。そつなくまとめて★3つ。ゆうこりんが台詞回しの下手なママをやっていたが、へんてこな存在感があった。極悪女王でも何人かの女優が変身して出てきたが、それと似た感じだった。

 ダンダダン。妖怪ものと恋愛もののへんてこな融合で、ギャグとシリアスのこれまたヘンテコなバランス。画力で見せている感じ。呪術廻戦みたいに話が大きくならないところがいいんだか、わるいんだか。

 鑑定力の王子、隣国との戦争になるが、うまくおさめて話は都合が良すぎるが王子の性格の良さで悪い感じはしない。最近のアニメは妙に礼儀正しいことば遣いでお行儀がいいのがあるが、その筆頭だ。

 宙わたる教室? 都立東新宿高校定時制の話だが、生徒がきれいすぎる。昭和23年生まれのイッセー尾形演じる町工場の職人社長だが、これも中身がずっしり詰まっている存在感であまりいないタイプ。養護の先生が美人すぎる。現実認識と願望充足のバランスが表現作品の肝とすれば、願望充足の部分、例えば科学部でこんなレベルの部活は全日制にもないが、あったらいいなという感じで許せる。かって私が奉職していた定時制を中退した生徒がこれの感想を教えてくれ、とラインで聞かれたので最終回まで見るつもり。よく取材していると思うがやはり表面的な造形でいつも不満が残る。窪田正孝の理科教師とイッセー尾形の老学生が「あんたもやるなあ」って感じで見つめ合うシーンなどはなかなかやってくれるが、これは役者の力で他の設定でもできることである。今調べたら、元ネタは大阪の定時制高校の実話が元だという。ならばなおさらそうじゃないんだよなあ、と思っている人がいるんじゃないか。

 最近みていない韓国ものを流してみたが、寝ていた。妻は別邸雀荘で小学時代の友人と麻雀をしているので、一人で極楽至極である。このぐらいの距離がいい。昼食は自作ラーメンでうます。