今日の一句 甚平は嫌だ作務衣ならいい 浮浪雀
土曜日はbe。60代女性。一人暮らしの友人がいる。30年来の付き合いである。愚痴を聞いたりしている。後見人になってくれという依頼は断った。どこまでつき合えばいいのか。
解答、上野千鶴子先生。いい人でいたいのね。誰に対して? その友人?世間?自分? 自分に対してだとどこまでかの線引きが難しい。と言うお答えだったが、線引きのためのツールは何かと考えると、結局はこのような日記となるだろう。誰が読まなくても自分が読むだけでいいのだ。
今日は学校説明会。産休育休をとった職場の人がいるので、その代わり。3年ほど前は何か気の利いたことを言ってやろうと工夫したりした。今や何も準備しないでその場で思いついたことを言う。資料は配ってあるので、事実関係はそれを見ればわかる。参加者は結局人を見に来るのだ。そうでなければあとはネットで済んでしまう。そんな気分である。紹介動画がパソコンの調子が悪く、見られなかった。あの、準備した動画がうつらないときのきまづい沈黙はなかなかたまらない時間だ。あー、うつらないみたいなのでやりますか。
直前の校長の話が経済関係、少子高齢化の格調高い話だったので、プレデューあたりを引用して、文化的資本を導入にするかと思ったが、私立の学校は先生が変わらないという例の切り口で雑談していったら、終わってしまった。
そのあとマリア館で現地案内。結局12時を過ぎた。それから池袋ー茗荷谷と回って昼食は気分で油そば。Aトッピングをつけると1000円を超える。隣に大学1年生男子が二人いて話している。五人兄弟の一番上、下に弟妹。弟は高2、妹は中3。じゃ3年おきだね。高校には食堂あった?なかった。俺公立だから。購買部みたいなのはあった。あとは弁当。この近所だと中央か。昼メシに1000円の油そばを食べるんだから裕福だ。
13時頃から始めるか、と思っていたが結局14時近くになって初める。専任先生も土曜出勤して付き合ってくれた。専任先生がこないと部屋の鍵は空かないし、パソコンも調達できない。久しぶりの採点業務で、サーバーに上がっている答案を採点。一クラス40人、40分ほどで終わる。私の右目は20年前から見えない。なので、左目一つで画面を見ていると疲れる。ミスも出る。見えないのだから仕方がない。3クラス仕上げて、こんどは生徒返却用の答案をプリントアウトする。元の答案はA3,プリントされて出てくる採点答案はA4である。きれいに丸とチェックのついた答案が出てくる。この機械は大変優秀でコピーからスキャンから何でもできる。印刷速度もすごく速い。サーバには全試験の情報が入っている。私の担当しているクラスのデータがどこにあるかわからない。入力はタッチパネルなので、これかなと思ったところをタッチするとすごい速さで印刷を始めた。抜いてみると他のクラスだった。慌てて中断しても15枚ほど無駄になった。そもそも生徒が書いた解答用紙をコピーして配布するところで2倍の用紙がかかる。私の様に機械の使用法になれていないとさらに無駄が出る。
私はこういう機械には強いことになっていたが、手元に情報がないのがなんだか心許ない。
情けないことになっている。それでも一応自分の担当の所は確保した。それを手元の紙に転記して今日の仕事は終える予定だった。専任先生はとっくにご自分の担当は終えている。そして土曜日は出勤している先生が少ない。部活指導の先生がいるだけだ。最後に出る人は学校全体の施錠確認をしなくてはならない。SECOMのシステムに報告するらしい。それは大変なので慌てて退出する。結局3クラス分コピーを持ち出して自宅で作業することになった。
帰宅後一寝入りして2クラス分片付けた。