ぱーこシティ(令和版)

18年続いて来たぱーこシティは、ついに元の場所に還ることをやめました。

夏柳

これで18時

今日の一句  夏柳水面に揺れる白い影  浮浪雀

 土曜日はbeの悩みのるつぼ。50代女性。両親を介護していた。辛くて嫌になることはあった。施設に入れたらの声も気になった。本人たちは嫌だといっていた。しかしコロナで意に反して入所することになった。望んでいなかった施設に入れたようで気が休まらない。介護から逃げたいと思っていた自分も嫌だ。気になって気持ちが休まらない。相談者は姜尚中先生。これは制度が追いついていないことがいけない。それを自己責任で背負って苦しむことはない。たまに自宅で過ごしてもらう、などやりようはある。姜尚中先生は一人称、二人称、三人称、と用語まで同じで発想で論評していた。この考えは一般的なものなのか。私の問題意識は、一人称の真実が三人称で欺瞞に変貌するのは何故か?にある。構造的に避けられいのか。それとも一人称の真実は、実は主観的なものでその持ち方に問題があるのか。私は前者だと思っているのだが、きちんと論証できていない。

 メールの返事や月から金までの仕事でやっておかなくてはならないことが結構あるんだが、明け方の6時まで韓流ドラマ「紳士とお嬢さん」を見ていた。流石に寝て9時に起きて、その続きを1日見ていた。これは70数編あるので、なかなか終わらない。基本は財閥の男と家庭教師の恋愛ものだが、周りの人間模様が凄まじい。私の大好きな性悪女もしっかりと出てくる。ヒロインは吉永小百合の若い頃みたいな気の強い清純娘で彼女をはじめとして、役者が皆上手い。脚本もなかなか良くできている。オンマの呪縛、過剰な善意が暴走して気持ちのすれ違いが生じる。幾重にも重なった血縁と義理の家族集団。暴かれていく秘密。パラサイトと同じテーマだが、こちらはTVドラマだけあって下世話で庶民的な話である。ついついやめられなくて1日中見ていたが、当然終わらない。47話まで来た。外出したのは夕方2時間ほど吉祥寺で買い物だけだった。