ぱーこシティ(令和版)

18年続いて来たぱーこシティは、ついに元の場所に還ることをやめました。

遠足

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今日の一句 遠足遠い日の思い出ばかり 浮浪雀

 今日のbeは上野千鶴子先生。50代女性。(こういう時、昭和なら主婦とかくんだが、それだけでジェンダーミサイルが飛んできそうだ。上野先生だし)夫が自分の名前を呼んでくれない。自分は夫のことを**さんと呼んでいる。用があって呼ぶ時も、そばへ来て伝えないといけないので不便で仕方ない。上野先生のお答え。それは呼ぶようにさせなさい。介護になって必要になったとき困るのは夫でしょ。という愛ある答えだった。ところで、私も妻の名を読んだことはない。妻も私の名を呼んだことはない。ちょっととかおーいとかそんな曖昧な呻き声で済ませている。お父さんとかお母さんでもない。ばあばちゃん、じいじ、というのは3人称扱いならある。ところが2人称ではそれも使っていない。これについてはいろいろ思うところはある。

 動画続き。なんとか形に持っていった感じ。細かい調整が残る。

 勤務校から電話があって、もうご存知だと思うんですが(いや全然聞いてないけど)月曜日の体育祭は中止なので、授業があります、と携帯に電話がかかってきた。相手は理科の行事予定の世話役である。当日の朝6時半に副校長に尋ねることになっていたがこれで不要になった。副校長は忙しいだろうから、当日朝は放っておこうと思おう。ショートメールで断るぐらいが妥当だが、povoにしてショートメールの送信が機能しない。できると書いてあるが、そのまま返信ができた試しがない。独自送信は試みたことがない。

 なんだか怪しい心理療法のHPのリンクをyasuが送ってきた。リンク先を辿ると、FAP療法とかいうのがあるそうだ。検索してみると中指ビンゴとか遺伝子コードとか、大好きなアヤシイ用語が次々出てくる。なんだなんだ、Oリングかフォーカシングの体感バージョン簡易法か。信奉する人がいるようだからそれなりの効用があるのかもしれない。創始者はアメリカ帰りでその弟子筋の人が高円寺でカウンセリングの治療所を開いている。この人はアルコール依存の当事者でそれが治る過程でされる側からする側に回ってきた人らしい。怖いもの見たさはあるが、くわばらくわばら君子危うきに近寄らず、ってところか。

 「カウンセリング」の否定的側面を述べると、孤独で不幸な人が治療と称してもっと孤独で不幸な人から時間と金をとりたててついでに感謝まで要求するあさましい人間の営み、といっておこうか。これが成立するのは、もっと孤独で不幸な人の悩みは間違いなく切実でなんとかしてほしいと心底から思っているいるからであろう。だが人間の悩みは「なんとかしてもらう」ものではなく、自分から「なんとかしよう」とするものである。自分からなんとかしよう、なんとかできる(はずだ)と思えようにするのが、カウンセリングの肯定的側面である。

 NPO関係の封書を8通っポストインした。

手料理の握り寿司をたらふく食べて轟沈、夜中に起きる。