ぱーこシティ(令和版)

18年続いて来たぱーこシティは、ついに元の場所に還ることをやめました。

麦の秋

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今日の一句  令嬢と恋愛するなら麦の秋  浮浪雀

 今日の三択は見落とした。電話関係である。ブツの交換に三鷹駅サンマルク。30分ほどいて帰宅。

 休みに突入したので、村上春樹先生の新作をKINDLEで冒頭をタダで見る。始まりの風景描写がわかりにくい。洲のある砂地の道を上流に向かって登っていく。二人とも靴を抜いて裸足である。それで17歳の私と16歳の彼女である。彼女の話の中に、壁に阻まれた街がある。その街の図書館に本当の彼女がいるのだ。何々、これって異世界もの?巨人のいない進撃もの?それでもって、実際の妻に出した小説の形をしたラブレター?ちょっとかんべんしてよ、というところで無料で読める部分は終わった。実際のハードカバーは2700円もする。ちょっと買えない。昭和頭の私は、話題の牧野富太郎自伝が講談社文庫で1070円もするのでびびってしまった。村上春樹の新作は1500円が妥当で牧野富太郎は540円でも高いと思う。だって文庫本じゃん。

 昨日の夜は動画編集が一段落して、鬼滅の刃の続きとか、異世界チート能力で現実界も無双とかいう願望充足アニメを見たんだった。それから韓流ドラマを見て寝た。せっかくの休み気分で、講談社から作家デビューが決まったT君の作品を読んだらこれが面白い。ともかく文章力がある。ドMが集まる文芸部に財閥の御曹司とか校内一の美女とかこれまた捻れた願望充足系の力作で扱っている内容とは裏腹に妙に文章に品がある。人柄が出ている。サービス精神もあるし、きっとそこそこ評価を受けるラノベ作家なんだと思う。

 昼寝を少しして、吉祥寺に散歩がてら買い物。といってもseriaで雑貨を購入。8日月曜日の天候が雨模様なので、勤務校の体育祭が中止になるかどうかをどうやって知ればいいか、を電話で聞くことにする。事務職員が出て、時間講師の、と名前を言うと、あっそれなら印鑑を持って事務室までお越しください、現物支給します。と言う。なんでも四月分の給料を払い込む銀行口座がわからないので、そうしたいとのことだった。えっ、それなら三月に来校した時にt提出しました、とやや抗議口調で言う。事務職員は、その担当は物を無くしやすいんです、としれっと言う。申し訳ありませんがまた提出してくれますか?はいはい、いくらでも書きます、と二つ返事で軽く流しておいた。これは私のアドバンテージじゃないか。出るとこ出れば不祥事だよね。給与の支払いが担当の落ち度で支給日が遅れ、現物支給(というのか?確かに現金だけどさ)というのも事態の発覚を恐れての隠語だろう。

 当面の用事の、体育祭の実施状況を知るにはどうしたらよいか、の案件をいうと副校長に回してくれた。生徒にclassiで知らせるが、講師の私に対しては、副校長の携帯を教えてくれた。ここにかければわかるようにしておく。出られなければ、その番号にショートメールを返信する、ということで一件落着した。

 巡業公演関連のメールを2件打って、また動画編集の素材をスキャンで取り込む。約束してあったhekomin氏に電話。98分。相川変わらずストレスでブチ切れていた、とのことだった。